ゆにわのガレット・ブルトン誕生秘話
みなさまは、ゆにわのガレット・ブルトンをご存知でしょうか。
クッキー生地の間に、赤ワインでじっくり煮込んだプルーンをサンドした、香り高い焼き菓子です。
こちらは、『茶肆(ちゃし)ゆにわ』や『白金ゆにわ』で召し上がれる、定番の人気メニューです。
『茶肆ゆにわ』の紅茶とも、『シロフクコーヒー』のコーヒーとも相性抜群。
じつは、このガレット・ブルトンには、北極老人にまつわる、心温まる誕生秘話があるのです。
物語は、『御食事ゆにわ』が始まってまだ間もないころに遡ります。
当時デザートを担当していたスタッフ辻内は、北極老人のお誕生日に、あることを思いつきました。
それは、北極老人がよく通っていた喫茶店で、好んで召し上がっていたガレット・ブルトンを、自分の手で作り、お祝いしたい、というものでした。
(辻内はその後、『GT』の経理や『茶肆ゆにわ』、『パティスリーゆにわ』を経て、現在は京都・綾部『手打ちそば ゆにわ』のオープンに向けて、そば打ちの修行をしています。)
辻内は、その喫茶店の店主と親しかったこともあり、北極老人のお祝いのために、お店のガレット・ブルトンの作り方を教えていただけないかとお願いしました。
すると、店主は快く引き受けてくださったのです。
猛特訓の末、お誕生日のお祝いの一品としてガレット・ブルトンを北極老人にお出ししたところ、たいへんおどろかれるとともに、とても喜んでいただけたといいます。

▲『白金ゆにわ』イートインのガレット・ブルトン
翌日、辻内がお礼を伝えにその喫茶店を訪れると、店頭から名物のガレット・ブルトンが消えていました。
メニューからも、その名前はなくなっていたのです。
不思議に思って理由をたずねた辻内に、店主はこうおっしゃいました。
「あのレシピは、もうあなたに譲ったものですから。うちではもう、ガレット・ブルトンは出しません」と。
教えたレシピは、教わったひとのもの。
だから、自分のお店ではもう出さない。
かつて、レシピを教えるというのは、それほど特別なことだったそうです。
ガレット・ブルトンは、そのお店の看板メニューともいえる大切なお菓子です。
それほどの一品を、店主が辻内に覚悟をもって教えてくださったのは、北極老人を喜ばせたいという辻内のひたむきな想いや、お店に通っていた北極老人の人柄に、何かを感じてくださったからなのでしょう。
話を聞いた辻内は、レシピを受け継ぐことの重みを痛感し、衝撃を受けました。
しかし同時に、「だからこそ、店主から教わったこのガレット・ブルトンを、生涯大切にしていこう」と、強く決意したのです。
それ以来、パティスリーゆにわでは、このガレット・ブルトンをずっと大切に作り続けています。
北極老人のお気に入りだった喫茶店の歴史と、店主の想いも受け継いだ、ゆにわのガレット・ブルトン。
ぜひ一度、その物語とともに味わってみてください。
クッキー生地の間に、赤ワインでじっくり煮込んだプルーンをサンドした、香り高い焼き菓子です。
こちらは、『茶肆(ちゃし)ゆにわ』や『白金ゆにわ』で召し上がれる、定番の人気メニューです。
『茶肆ゆにわ』の紅茶とも、『シロフクコーヒー』のコーヒーとも相性抜群。
じつは、このガレット・ブルトンには、北極老人にまつわる、心温まる誕生秘話があるのです。
きっかけは、誕生日の贈り物
物語は、『御食事ゆにわ』が始まってまだ間もないころに遡ります。
当時デザートを担当していたスタッフ辻内は、北極老人のお誕生日に、あることを思いつきました。
それは、北極老人がよく通っていた喫茶店で、好んで召し上がっていたガレット・ブルトンを、自分の手で作り、お祝いしたい、というものでした。
(辻内はその後、『GT』の経理や『茶肆ゆにわ』、『パティスリーゆにわ』を経て、現在は京都・綾部『手打ちそば ゆにわ』のオープンに向けて、そば打ちの修行をしています。)
辻内は、その喫茶店の店主と親しかったこともあり、北極老人のお祝いのために、お店のガレット・ブルトンの作り方を教えていただけないかとお願いしました。
すると、店主は快く引き受けてくださったのです。
猛特訓の末、お誕生日のお祝いの一品としてガレット・ブルトンを北極老人にお出ししたところ、たいへんおどろかれるとともに、とても喜んでいただけたといいます。

▲『白金ゆにわ』イートインのガレット・ブルトン
レシピを託した、店主の想い
翌日、辻内がお礼を伝えにその喫茶店を訪れると、店頭から名物のガレット・ブルトンが消えていました。
メニューからも、その名前はなくなっていたのです。
不思議に思って理由をたずねた辻内に、店主はこうおっしゃいました。
「あのレシピは、もうあなたに譲ったものですから。うちではもう、ガレット・ブルトンは出しません」と。
教えたレシピは、教わったひとのもの。
だから、自分のお店ではもう出さない。
かつて、レシピを教えるというのは、それほど特別なことだったそうです。
ガレット・ブルトンは、そのお店の看板メニューともいえる大切なお菓子です。
それほどの一品を、店主が辻内に覚悟をもって教えてくださったのは、北極老人を喜ばせたいという辻内のひたむきな想いや、お店に通っていた北極老人の人柄に、何かを感じてくださったからなのでしょう。
話を聞いた辻内は、レシピを受け継ぐことの重みを痛感し、衝撃を受けました。
しかし同時に、「だからこそ、店主から教わったこのガレット・ブルトンを、生涯大切にしていこう」と、強く決意したのです。
想いを受け継いで
それ以来、パティスリーゆにわでは、このガレット・ブルトンをずっと大切に作り続けています。
北極老人のお気に入りだった喫茶店の歴史と、店主の想いも受け継いだ、ゆにわのガレット・ブルトン。
ぜひ一度、その物語とともに味わってみてください。
